Ibanez VISIONS


Ibanez VISIONS
それは、いまIbanezが作りたいものを出来る限り自由に描き、
熟練クラフトマンの妥協のない仕事で像を結んだ、特別な一本です。



確かなクオリティの製品を、より多くのプレイヤーの手に届けたい──
この理想を掲げてIbanezは、常に製造技術と工程を進化、洗練させてきました。
拡大していく市場のニーズに応えるために、数値化、機械化といった生産の合理化を推し進めた結果、それまでの「個々の職人の力量と感覚に頼った生産」は限定的なものとなっています。
しかしながら、特殊な設備や複雑な工程を必要とし、選ばれた職人にしか成し得ない木工加工や塗装手法などの量産には不向きとされる技術は、決してロスト・テクノロジーとなることがないばかりか、時を経てクラフトマンシップの「真価」として熟成されているのです。
そしていま、IbanezはRGの特別なモデルを通じて 、“非合理だからこそ到達しえた卓越した技術”、に再びスポットライトを当てています。
RGの王道とも言える木材仕様とパーツ構成、精度を追求したネックスルー構造、そしてボディカラーには、再現の困難さから姿を消した“伝統色”と、かつては前衛的と見なされた“革新色”──二つの時代を象徴するフィニッシュを採用しています。
クオリティへの飽くなき探求と絶え間ないアップデートを続けながら Ibanez RGは、進化し続ける「究極のメタルギア」としてプレイヤーに寄り添い、共に歩んできました。
IV1RG、IV2RGは、そのアイデンティティを未来に繋ぐ象徴として誕生しました。

ウォルナットに魅入られて映し出す、無二の価値を備えたSRの像(ヴィジョン)ー
世界三大銘木に数えられるウォルナットは、美しさも去ることながらその木質に価値を高く見い出された結果、古くから楽器以外の製品にも多く用いられてきました。
ウォルナットを楽器に用いる場合、硬く粘りのある木質ながら加工がしやすく耐久性に優れ、そして経年により色味に変化が出ることもある、という特長を理由に、楽器の美しさを現しやすい「表側」、つまり目に見える部分に据えられることが多いように思います。
IV1SRは、北米産出の素晴らしいバストン・ウォルナットに魅入られ、これをサウンドボードとして採用したSRを生み出したいと願い、大量生産では再現できない精緻な工程を経て製作する熟練の職人たちの手を借りて完成した1本です。
それは、音楽を奏でるツールとしての楽器、更にはその造形美が醸し出すアートとしての楽器、という両面における最高峰の追求となりました。
IV1SRを手にした方のみが得られる唯一無二のベースサウンド、演奏体験を保証します。
(希少な材料のため、製作本数には限りがあります。)