Twin Peaks (ツイン・ピークス) ワウペダル "TWP10"


二つのピーク・ポイントによって新たなワウサウンドを創出するのが、このTwin Peaks ワウペダル "TWP10"です。
従来のワウペダルは一つのインダクター回路を使用し、1点の特定の周波数帯(ピーク・ポイント)をブーストします。ペダルを動かすことで、ブーストする周波数帯を低音域から高音域まで変化させ、ワウペダルの特徴的なサウンドを生み出しています。
TWP10は、二つのインダクター回路を使用することで、2点のピーク・ポイントをブーストし、ペダルを動かすことで、その周波数帯を変化させることができます。
さらに、その二つの周波数帯のバランスの調整や、可変範囲を低音寄りもしくは高音寄りの二つのモードから選択でき、シンプルなワウサウンドからモジュレーション系エフェクターを効かせたようなユニークなワウサウンドまで、多彩な音色を生み出すことができます。

BALANCE control
二つのピーク・ポイントの周波数帯のバランスを調整することができます。
高音域側は従来の代表的なワウペダルの可変範囲に近く、低音域側はカスタム・ワウペダルや、シグネチャー・ワウペダル等で採用される可変範囲に近いものです。
ノブが0の位置(反時計回りに振り切った状態)では高音域側のみをブーストし、時計回りに回すにつれて徐々に低音域側をブーストしていきます。12時の位置で高音域側と低音域側が同レベルになり、フルの位置(時計回りに振り切った状態)で低音域側のみをブーストします。

TONE mode switch
ブーストする二つの周波数帯の可変範囲を、HIGHモードもしくはLOWモードのいずれかから選択することが可能です。
HIGHモード
高音域側のブーストする周波数帯の可変範囲は、670Hz~3kHzまでとなります。この範囲は代表的なワウペダルより高い周波数帯のため、トーンが明るくなり過ぎる可能性があります。その場合はバランス・コントロールやマスター・レベルの調整や、ギターのトーン・コントロールで高音域を抑えることを推奨します。低音域側の可変範囲は、300Hz~1kHzまでとなります。この範囲は従来のワウペダルより若干低い周波数帯です。
LOWモード
高音域側のブーストする周波数帯の可変範囲は450Hz~2kHzまでとなります。この範囲は従来のワウペダルとおおよそ同様の周波数帯です。低音域側の可変範囲は220Hz~750Hzまでとなります。