Tom Quayle(トム・クァイル)シグネチャー・モデル “TQMS1”


Ibanez AZモデルの誕生から共に歩むギタリスト、Tom Quayle(トム・クァイル)。
Jazz/Fusionへの深い造詣は言うに及ばず、卓越したレガートやハイブリッド・ピッキングを縦横無尽に操るそのスタイルは、UKのみならず世界中のギター・コミュニティで最もヴァ―サタイルなプレイヤーの1人として認められています。
そんな彼が新たにシグネチャー・モデルのベースとして選んだのは、シングルカットの”AZS”でした。
~Ibanez ”AZS”~
AZで体現したコンセプトを引き継ぎつつも、トラッドなルックスと良い意味でそれらを裏切るモダンなスペック、プレイ・アビリティとメンテナンス性の高さを両立した新開発のオリジナル・ハードウェア、ロック/ブルース/ジャズ/ネオ・ソウルといったプレイ・スタイルにも幅広く対応するピックアップと電装を装備する、“AからZまで”を冠するに相応しいもう一つのスタンダードを目指し開発した、シングルカット・モデルです。

S-TECH WOOD Roasted Maple neck, AZ Oval C neck shape
ネックには窒素加熱処理技術である”エステック処理”されたメイプル材を使用しています。エステック処理された木材は形状安定性、反りに対する耐久性、耐水性、温度変化に強いといった特徴を持っており、日本国内で特許技術を取得しています。
指板とネックの接着面から指板エッジにかけてなだらかに落とし込むようにシェイピングし、指板エッジを丸めたコンフォート・グリップで、ボールミル加工によって正確に且つ確実にその形状を再現するOval Cシェイプです。ネック幅はナットで42mm、最終フレットで56.4mmに設定し、ロー・フレット部では握り込みやすさ、ハイ・フレット部にかけては親指をネック裏に置くクラシカル・スタイルでの演奏性を特に配慮した形状です。